薪ストーブの放射熱と煙突

一般的な薪ストーブ

(一部灯油系ストーブも含まれる)

放射型(遠赤外線)と熱対流によって暖をとるわけですが、放射は部屋の隅々まで届かないのでストーブを置く位置によっては効果が違ってくるのが現状です。



★ 熱の放射は距離の2乗に反比例するのでストーブから距離が2倍離れると4分の1になるというデメリットがあります。

★ 放射は障害物があると遮断されるので障害物が無いストーブ位置を確保する必要性があるので設置場所は部屋の中心が良いという点が挙げられます。

燃焼排気の重要性

薪ストーブについては排気をする為の煙突は特に重要です。
燃焼と排気は一体の事で排気がスムーズに行われなければ正しい燃焼は行われないです。

ストーブの排気について

★ 煙突は垂直部分を長くすると上昇が安定し排気が成り立ちます。

★ 煙突は曲がり部分を最小限にする事と水平部分も最小限にする必要があります。

★ 寒冷地では外に出た煙突は外気温で急激に冷やされるので熱の上昇がうまくいかないので二重煙突にして温度を下がりずらくするのが理想的です。

★ 排気をするという事は吸気が必要という事、これは特にエコ住宅のように機密性が高いと特に重要で吸気がないと室内の気圧が下がるので排気が出来なくなります。

全般に言える事

一見単純で扱いやすそうな薪ストーブですが、実はかなりの熟練が必要なのです。
まず第一に火災が起きないような安全設置をする。
メンテナンスのしやすさや燃料の保管場所なども最初に考えてから設置する。
安易に設置出来るストーブではないので経験がない場合は専門家に頼る必要があります。





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